100均の老眼鏡で視力が回復する方法があるって知っていますか?
眼科専門医で医学博士の先生が、「100円メガネで視力は回復する!!」という本を出しておられます。
たった1日5分、実践するだけで老眼や近視が改善できるそうです。
エビデンス付き視力回復法「効果の理由や、やり方」を解説しますね。
老眼鏡で視力回復、スマホ老眼や近視まで改善する?
「100円メガネで視力は回復する!!」の著者である平松類先生は、昭和大学医学部をご卒業され、数々の病院で眼科専門医として、多くの患者さんの治療や手術を行っておられます。
現在はYouTube動画でも、目の病気に関する予防法や、治療に使うお薬の説明など、学会で発表されている論文などに基づいて、一般的に知られていない情報を発信されています。
100円のメガネをかけるだけで劇的に改善するなんて本当?
最近は、子どもから大人まで、さまざまなマルチメディアに囲まれて生活しています。
スマホやパソコンに触れている時間は増え、特にスマホは若い人たちの視力低下に深く関わっているといわれます。
今や、「スマホがない生活なんて考えられない」!という人がほとんどですが、5分だけの簡単な方法で視力が改善するそうですよ!
スマホ老眼と老眼の違い
カメラのオートフォーカスのように、人の目は、遠くを見たり近くを見たり、目と見るものの距離によってピントを合わせるようになっています。
ピントを合わせるのは、毛様体筋という筋肉が関わっています。
老眼は、加齢のために毛様体筋が衰えて、水晶体の厚みの調節がしにくくなり近くのものがみえにくい状態です。
スマホ老眼は、毛様体筋が疲れてピント調整が正常に働かなくなった状態。
視線を遠くから近くへ、または近くから遠くへ移したとき目がかすみ、ピントが合うまでに時間がかかる、また目の疲れ、肩こりなどを感じることもあります。
スマホ老眼の典型的な症状は若い人に多いですが、毛様体筋の疲労からくる目の不調は中高年でも起こります。
加齢による老眼と重なればさらに強い目のかすみ、疲れ目などを起こし、老眼が進むことになります。
スマホ老眼と加齢による老眼の両方をかねている場合も、スマホ老眼の毛様体筋の疲れからくる視力の低下には、この100均老眼鏡の方法で改善されますから、効果が期待できますよ。
また、近くのものにピントが合い、遠くが見えづらい近視にも効果を期待できるものです。
スマホ老眼のもう一つの原因が光。
光は、交感神経に作用します。
本来は副交感神経が優位になる夜にスマホを見ている人は、ずっと昼が続いている状態になり自律神経失調症の原因に。
見えづらいばかりでなく、体温の調節ができなくなったり、イライラしたり眠れなかったりと、体全体の問題になってしまうので気をつけましょう!
実践!100均老眼鏡で1日たった5分の画期的な眼のストレッチ法
100均で+2度の老眼鏡を買ってきて実践してみました!
用意するのは+2度(中度)の老眼鏡のみ!それをかけて1〜3m先を見ます。
ぼんやりしますが、それが毛様体筋のストレッチになります。
+1度や+3度でも、ぼんやりして見えることが大事。
家の中の壁掛け時計やポスター、窓の外の緑など。1m以上先を眺めてください。
100円メガネをかけると、遠くはぼんやりと見えます。
これが、毛様体筋の緊張を緩めてリラックスさせ、筋肉のコリがほぐれている状態です。
眼科では「雲霧法」と呼ばれる、ピントをリセットする方法の応用です。
トレーニングではなくストレッチですから、力を抜いて、ぼんやりしたまま5分間眺め続けます。
寝る前の5分がベストタイミング!
1日1回、特にリラックスできる寝る前が効果的ということですので、眠る前に実践しました!
これは私が実感した個人的な感想ですが、
- 眼鏡をはずしてみると、いつもより近くがすっきり見える気がします。
- ピントが合うのがいつもより早い気がしました。
- 目の疲労も和らぎます。
「100円メガネで視力は回復する!!」の読者の感想は、
※ 個人の感想であり、効果を保証するものではありません。
他にも多くの人がくっきり見えることを実感されているそうですよ。
ピントがリセットされた状態を、ぜひ体感してみてくださいね。
5分以上やっても効果は変わりません。無理せず継続するようにしてみてください。
100均老眼鏡の他にもある、自分で出来る視力回復法
次の視力回復法は、近視や老眼により見えにくくなっている場合の視力低下に効果的なものです。
特に最近視力が落ちてきた人・スマホ老眼の人。
また、視力低下の予防にもなりますので参考にしてください。
病気による視力低下の場合には、病院へ行き、適切な診察を受けることをおすすめします。
14歳までのお子様は、病院で診てもらってから、自分で出来る対策法をお試しください。
◇ ピンホールメガネ・・・100均にある小さな穴がいっぱいあいているメガネです。掛けて2〜3分、遠く(2〜3m先)を見るだけ。毛様体筋を休めます。
◇遠近法・・・指先(30㎝)と遠く(6m)を交互に見る。毛様体筋を休めます。道具がなくてもできます。
◇ 目の運動・・・上下左右など目を動かしたり回したりします。血流が良くなり眼精疲労を軽減します。目が回ってしまう人は、瞼を閉じていてもOK。
◇周辺視(より目)・・・100均老眼鏡メソッドの応用編。道具がなくてもできます。
◇顔の運動・首の運動(猫背改善)
・目をギュッと閉じてパッと開きます(ドライアイの改善)。
・肩甲骨を開いたり閉じたりする運動(猫背の改善…読書やパソコンを使用するときの適正な姿勢を保てるように)
◇音楽療法・・・リラックス効果。部屋を暗くしたりアロマを焚いたりしてゆったりとした雰囲気を作るとさらに効果があると思います!
◇気功・ヨガ・呼吸法・・・血流改善、姿勢改善、筋肉のリラックスになります。
*これらの方法は、効果を保証するものではありません。
お試しになられる時は自己責任でお願いいたします。
100均の老眼鏡で視力は回復する!!眼科が教える1日5分の方法まとめ
眼科専門医おすすめの、100均の老眼鏡で視力を回復する方法はとても簡単。
著書の中で平松類先生は、ピントを合わせる機能を回復させるには、レンズの役割である水晶体の厚みを調整する毛様体筋を緩め、リラックスさせてコリをなくすことがポイントだとおっしゃっています。
いつもピントを合わせようと緊張している毛様体筋を休ませる方法は、なんと、100均の「+2度」の老眼鏡をかけて、5分間、遠くを眺めるだけです。
そうすることで、眼精疲労も解消し、すっきりとした見え方になります。
ちなみに、100均のメガネで老眼が進行するのではないか、と疑問を感じられる人もいるようです、見えにくさを放置するよりは近くを見るときには100均でもメガネをかける方がよいそうです。
100均の老眼鏡の問題は、レンズにゆがみがあるということ。
もともとレンズにはカーブがありますが、見え方に問題があるものもあり、長時間かけると頭痛がしてきたり、気分が悪くなったり、眼が疲れて眼精疲労が出たりといったこともあります。
それがまた老眼を進行させることにつながります。
この方法に使うのは、ぼんやりした状態を作るためですので100均で手軽に用意してみてはいかがでしょうか?
同じ100均で販売されている、ピンホールメガネも毛様体筋をほぐす作用があり、視力回復に期待できますので、先生はこちらもあわせておすすめされています。
スマホは現代では欠かすことのできない必需品ですが、スマホ老眼は簡単な視力回復法で、予防・改善しましょう。
今回も、最後までお読みいただきありがとうございました、他の記事もぜひ読んでくださいね^^
※ 効果には、個人差があります。