コストコのキムチに寄生虫の危険性は？真実と簡単な予防策を解説

コストコで人気のキムチに寄生虫の危険は本当にあるのでしょうか？

この記事では、キムチに関する寄生虫の噂の真偽を徹底調査し、万が一のための簡単な予防策をご紹介します。

安心してキムチを楽しむための情報が満載です^^

コストコのキムチに寄生虫がいるってホント?

いままでコストコのキムチで寄生虫の食中毒を起こしたという話を聞いたことはありません。

なので結論として生きた寄生虫はいないと思っていいです。

今回噂の対象になったコストコのキムチは、韓国の老舗、李王家のチャンジャ。

コストコ規模のメジャーな会社で食品に寄生虫が入っていたとなると、まずクレームが入り、大変な騒ぎになっているでしょう。

いままで商品自体がリコールになったり廃止されたりしていないので、まず、生きた寄生虫はいないと問題ないでしょう。

コストコのキムチ、寄生虫の噂がでた背景は?

なぜこのような噂が出てしまったのでしょうか?

昔から「火のないところに煙は立たない」と言われますが、この噂にもきっと原因があったのではないか、調べて結果「考えられる原因」は以下の2点です。

噂の背景　その1

鱈の胃袋は元々寄生虫がいるものとして有名です。

チャンジャは鱈の胃袋を生で漬けるキムチ。

そのため、度々他のメーカーで寄生虫の死骸が見つかったりしています。

そして本格的なものほど、製法により、寄生虫の死骸が残留していることが多いようです。

コストコのチャンジャに寄生虫の死骸も入っていると考えたくはないですが、気になるあなたは目視で確認しましょうね。

噂の背景　その2

2022年3月に韓国の大手キムチメーカーが、腐った白菜でキムチを作っていたことが発覚して、壮絶なバッシングを受けました。

また、5月末には、学校給食で使われたキムチにカエルが混入されるという事件が発生しました。

ここから、韓国のキムチの製作過程での衛生管理が問題視されました。

コストコのチャンジャは本場韓国で製作されたキムチのため、不信感がつのり、寄生虫の噂に発展したとも考えられます。

キムチの噂の犯人、正体は〇〇〇〇〇だった

実は今回の キムチの噂の犯人、正体はアニサキスだったよう です。

皆さんはアニサキスという寄生虫のことをご存じですか?

サバ、サンマ、サケや魚の内蔵に住んでいて、生の魚を食べたときに人の胃や腸に侵入し、激しい腹痛を引き起こします。

 

私は今までなったことはありませんが、定期的に差し込むような強い痛みがあるようです。

想像しただけで痛そうですね。コストコのキムチ、チャンジャは生の鱈の内蔵を漬けこんだキムチ。

そのため、このキムチでアニサキスの事例はないとはいえ、やはり用心するに越したことはないです。

夏場に多いイメージですが、季節に関係なく発生しているので、寒い時期でも注意が必要です。

コストコのキムチを食べる際の注意点

コストコのキムチに、もしアニサキスがいると仮定した上で、対策を練る上で心に留めておいて欲しい事は以下の点です。

まず、残念ながら、食塩やお酢はアニサキスには効果ありません。

効果があるのは、冷凍と加熱のみです。その際にもコツがあるので、次でご説明しますね。

キムチの寄生虫の食中毒を予防するカンタン対策は?

チャンジャの寄生虫対策は、以上で述べた通り、冷凍と加熱の2択です。

厚生労働省のHPにもそれについての記述があるので、信頼がおけますね。

ではそれぞれやりかたを見ていきましょう。

寄生虫対策　その①

買ってきたキムチを一旦冷凍します。

冷凍時間の目安としては、－20度で24時間してください。

たいていの家庭が家庭用冷蔵庫をお持ちだと思います。

家庭用冷蔵庫の場合、－20度以下に下がらない場合もあるので、温度を確認しつつ処理をしましょう。

寄生虫対策　その②

アニサキスは、60度以上1分間加熱すると死滅します。

冷凍の場合は24時間かかりますので、急いでいるあなたには、加熱するのがおすすめです。

この場合はいっそのこと、火を使ったアレンジレシピで、一品つくってしまうのも手ですね。

それについては次でご紹介します。

キムチのアレンジレシピを作って解決

いっそ、アレンジレシピで加熱調理することで、寄生虫の不安を払拭するとともにおいしい料理を作っちゃいましょう!

ここでは選りすぐりのレシピを3選ピックアップしました。

チャンジャチャーハンは、チャンジャを味付けに使ったチャーハン。

少ないステップで簡単に出来上がります。使うものは、以下の材料です。

これであっという間に完成します。

すぼらな私が大好きなレシピです。

お好みでネギを刻んで乗せてもいいですね。

お酒にもピッタリ。

炒めたチャンジャが香ばしい風味を醸し出して食欲を掻き立てる一品です。

こちらもチャンジャを具材に使った春巻き。

チャンジャの味がついているので、味付けの必要がないのが嬉しいですね。

必要になる材料は以下の通り。

サクサクの皮を噛むとチャンジャ風味の餡がジュワっとしみだしてきます。

チャンジャは発酵食品なので、加熱すると旨味が出てきてこれまた格別です。

友達を呼んでホームパーティーをするときなどにピッタリですね。

寒い日には、やっぱり鍋が食べたくなりますよね。

チャンジャ鍋なら、簡単に作れて、しかもあったまりますよ!

しかも、チャンジャは鱈の内蔵なので、鱈との相性がバツグンです。

このチャンジャ鍋は、元気を出したいときにもオススメです。

また、〆に卵とラーメンを入れたり、ご飯を入れて雑炊を作っても美味しいですよ。

さらに、辛党のあなたは、コチュジャンを入れるとより美味しく食べられますよ。

コストコ のキムチには寄生虫はいる?のまとめ

結論として、コストコのキムチに生きた寄生虫が混入されていることはなさそうですので、ご安心下さい。

ただ、鱈の内臓は元々寄生虫が多いことで有名です。

他メーカーのチャンジャで寄生虫の死骸が入っていたことはあるようですので、気になる人は目視で確認しましょう。

噂の情報を目撃して気になってしまったというあなたは、以下の処理をすると安心です。

個人的には、アレンジレシピを作るのがオススメ。

料理で跡形もなくしてしまえば、寄生虫がいるかも、と過剰に気に病むこともありません。

元々の味が濃いのでチャーハン、春巻き、鍋など、数々の料理に応用がききます。

発酵食品ならではの旨味も手伝って、調味料をさほど使わずとも、短い工程で、パンチのきいた美味しい料理に仕上がります。

ご飯にもお酒の肴にもいいですよ!

せっかく買うのだから、寄生虫が入っているかもと過度に気にせずに、積極的に楽しんじゃいましょう!

今回も、最後までお読みいただきありがとうございました、他の記事もぜひ読んでくださいね^^